北大阪急行線の延伸開業は先送りに…設計や工程の見直しが必要 2023年度開業へ

新御堂筋から見た北大阪急行電鉄延伸工事の様子。
新御堂筋から見た北大阪急行電鉄延伸工事の様子。全 2 枚
大阪府箕面(みのお)市と北大阪急行電鉄は5月7日、北大阪急行電鉄南北線延伸区間の開業を2023年度に変更することを明らかにした。

同線は、江坂駅(大阪府吹田市)と千里中央駅(大阪府豊中市)を結ぶ5.9kmの路線。2015年12月には、現在工事が進められている千里中央~箕面萱野間約2.5kmの鉄道事業許可・軌道特許を取得し、総工費650億円をかけて2017年1月に着工した。

当初は2020年度の開業を予定していたが、「設計及び工事工程の見直し等が必要となった」ことを理由に、3年程度先送りすることになった。

延伸区間では、大阪大学の開校が予定されている船場東に箕面船場阪大前駅が、箕面市の商業の中核となる西宿に箕面萱野駅が新設されることになっており、箕面市内の利便性向上や大阪の南北軸の強化が期待されている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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