ポルシェ 911 スピードスター 新型、26万9274ユーロから…991型の最終モデルに

ポルシェ 911 スピードスター 新型
ポルシェ 911 スピードスター 新型全 11 枚

ポルシェは4月17日、新型『911スピードスター』(Porsche 911 Speedster)のドイツ本国ベース価格を、26万9274ユーロ(約3320万円)と発表した。「991」型ポルシェ『911』の最終モデルになる、としている。

画像:ポルシェ 911 スピードスター 新型

ポルシェは2018年6月、創業70周年を記念するコンセプトカーとして、『911スピードスターコンセプト』を発表した。その後、ポルシェは市販化に向けての検討を重ねた結果、同車の市販化を決定。限定生産台数の1948台は、1948年6月に『356ロードスター』の最初の1台が登録されたことに由来する。2019年の半ばから、ドイツ・ツッフェンハウゼン工場において、限定1948台を生産する計画だ。

ポルシェは2010年までに、8つのシリーズとスペシャルモデルを「スピードスター」の名称で生産した。1957年には『356A 1500GSカレラGTスピードスター』、1988年には初代911スピードスターを生産。ポルシェは2010年、356台を限定生産した「タイプ997」の911スピードスターをもって、スピードスターモデルの生産を中断。新型911スピードスターは、およそ9年ぶりの復活となる

4.0リットル自然吸気フラット6は510ps。0~100km/h加速4秒、最高速310km/h

シャシーは911シリーズの自然吸気エンジン搭載の最高峰モデル、『911GT3』がベース。チタン製エグゾーストシステムも採用する。トランスミッションは6速MTのみで、シフトダウン時にはブリッピング機能が付く。4.0リットル水平対向6気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力510ps/8400rpm、最大トルク47.9kgm/6250rpmを引き出す。0~100km/h加速は4秒、最高速は310km/hのパフォーマンスを実現する。このエンジンは、9000rpmという高回転域まで回る。

サテンブラックで塗装された20インチセンターロックホイールには、超高性能タイヤを組み合わせる。標準装備の「PCCB」(ポルシェセラミックコンポジットブレーキ)は非常に強力で安定したブレーキ性能を発揮する。このPCCBは、システム重量を約50%軽量化した。

軽量設計のコンバーチブルトップを装備

新型911スピードスターの外観は、傾斜を強めたフロントウインドウと短いウインドウフレーム、これに合わせて縮小されたサイドウインドウなどが特徴だ。これは、ポルシェ『356 1500スピードスター』などの過去のモデルを連想させるもの。フロントシート後方では、1988年の911スピードスター以来の伝統、「ダブルバブル」のカーボンファイバー製リアカバーが、ロールオーバープロテクション構造を覆うデザインを採用する。

新型911スピードスターには、軽量設計のコンバーチブルトップを装備する。軽量化のためにエアコンは未装備だが、無償オプションで装着できる。ワイドボディは『911カレラ4カブリオレ』がベース。フロントフェンダーやフロントフード、リアカバーには、軽量なカーボンファイバー複合素材を使用する。このカーボンファイバーコンポジット製のボンネットは、911 GT3より2kg軽量だ。フロントリップスポイラーは専用デザイン。リアスポイラーとリアバンパーは、『911GT3ツーリング』と共通だ。

ヘリテージデザインパッケージでカスタマイズが可能

新型911スピードスターは、新開発の「ヘリテージデザインパッケージ」を導入する最初のモデルになる。「ポルシェエクスクルーシブ」が手がける専用のアクセサリーラインは、パーソナライゼーションを、さらに高度なレベルへ高めるという。

新型911スピードスターのヘリテージデザインパッケージでは、「GTシルバーメタリック」のボディカラーをはじめ、足元にはプラチナサテン塗装の20インチセンターロックホイールを装着する。ワイドなBピラーと車体後部には、金メッキの「Speedster」のレタリングが配される。ボンネットやドアに「48」のデカールを装着することも可能。インテリアは、ブラックとコニャックのツートンレザー仕上げになる。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ゴルフカート「ROYALCOACH」、仕様を変更…シートファン廃止・フットクーラー採用
  2. ホンダ、カブトと共同開発のフルフェイスヘルメット『KF-2F』発表…EICMA 2026
  3. ホンダ『オデッセイ』628台にリコール…バッテリー上がり
  4. 【レスポンス読者試乗会】乗って初めて見えた、4組の試乗者が語る日産『エクストレイル』のリアルPR
  5. トヨタ『カローラ』次期型、「スポーツ」と「ツーリング」はどうなる? セダンとハッチバックを統合か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「事故死ゼロ」と「移動の自由」の両立へ…トヨタとホンダが「ITS世界会議」で示した次世代技術
  2. 「Sim-to-Real」って何? AIを動かす実装技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 3】
  3. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  4. 「フィジカルAI」って何? 似ている4つの基本用語…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 1】
  5. 「E2E AI」って何? 自動運転を支える技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 4】
ランキングをもっと見る