スズキ スイフトスポーツ に「カタナ」…オランダで限定30台

二輪車のカタナが持つ世界観を反映させたスイフトスポーツのトップモデル

スポーツサスペンション&エキゾーストを標準装備、スポーツシートはKATANAのロゴ入り

1トンを切る軽量ボディに140psの1.4リットルターボ搭載

スズキ・スイフトスポーツ・カタナ
スズキ・スイフトスポーツ・カタナ全 13 枚

スズキの欧州部門は、『スイフトスポーツ』に「カタナ」(Suzuki Swift Sport Katana)を設定し、限定30台をオランダで発売した。

スズキ『カタナ』は、スズキの大型二輪車だ。鍛錬を重ねた日本刀のように、他にはない個性的かつ前衛的なデザインと最新技術の融合が、新型カタナの特徴になる。排気量999cmの水冷4サイクル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は150hp/10000rpm、最大トルクは11kgm/9500rpmを獲得している。

二輪車のカタナが持つ世界観を反映させたスイフトスポーツのトップモデル

スズキの欧州部門は今回、スイフトスポーツにカタナを設定し、限定30台をオランダで発売した。スイフトスポーツをベースに、二輪車のカタナが持つ世界観を反映させたスイフトスポーツのトップモデルに位置付けられる。

スイフトスポーツ・カタナのボディカラーには、2色が用意される。プレミアムシルバーメタリックと、スーパーブラックパールだ。各15台が販売される予定。フロントグリルの周囲には、赤いアクセントが施されており、グリルの下部には、KATANAのロゴを追加した。ボンネットやドアには、二輪車のカタナをモチーフにしたストライプを装着する。ドア部分には、二輪車のカタナにも配される「刀」の文字とイラストが添えられている。

スポーツサスペンション&エキゾーストを標準装備、スポーツシートにKATANAのロゴ入り

足回りには、スポーツサスペンションを装着する。これにより、車高は数cmダウンし、重心が引き下げられた。ストラットタワーバーも装着され、ボディ剛性を高める。専用のスポーツエキゾーストシステムも標準装備されており、さらにスポーティな排気サウンドを発するという。タイヤとホイールは17インチが標準だ。オプションで、軽量な18インチOZ製アルミホイールと、ミシュラン「パイロットスポーツ4」タイヤの組み合わせが選択できる。

インテリアは、レザー仕上げのスポーツシートやスポーツステアリングホイールを採用した。スポーツシートのサイド部分には、KATANAのロゴ入り。シートバックには、限定30台のうちの1台を示す番号が添えられる。この他、アダプティブクルーズコントロール、オートエアコン、ナビゲーションシステム、Appleの「Carplay」とグーグルの「Android Auto」対応オーディオなどが標準装備される。

1トンを切る軽量ボディに140psの1.4リットルターボ搭載

パワートレインは、直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボの「K14C型ブースタージェット エンジン」だ。最大出力は140ps、最大トルクは23.5kgmを発生する。最大トルクは2500~3500rpmの領域で引き出される。スズキによると、2.2リットル自然吸気エンジン並みの力強さを発揮するという。また、点火制御とターボ過給圧制御を専用チューニングし、アクセル操作に対する反応を高め、幅広い回転域での鋭い加速を追求した。スズキの軽量プラットフォームの「HEARTECT」の効果で、車両重量は1トンを切る975kgに抑えられた。動力性能は0~100km/h加速が8.1秒、最高速が209km/hだ。

スイフトスポーツ・カタナは、オンラインのみで販売される。現地価格は、2万8999ユーロ(約357万円)と公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る