フェラーリ(Ferrari)は、2019年第1四半期(1~3月)の世界新車販売(出荷ベース)の結果を発表した。総販売台数は2610台。前年同期比は23%増と2桁増を達成している。
車種別の販売実績では、V型8気筒エンジン搭載車が牽引した。V型8気筒エンジン搭載車は第1四半期、前年同期比30.6%増の販売実績。『ポルトフィーノ』の販売が好調で、モデル末期の『488』シリーズの落ち込みを埋め合わせた。
また、V型12気筒エンジン搭載車は第1四半期、前年同期比4.1%増の販売実績。『812スーパーファスト』の販売が好調だった。
市場別の第1四半期の販売実績では、欧州や中東、アフリカが、前年同期比9.6%増。中でも、イタリアが5.8%増、フランスが4.3%増、ドイツは8.5%増、英国は11.1%増と好調だった。南北アメリカは、前年同期比26.5%増。中国(香港と台湾を含む)は、前年同期比79.2%増と大幅な伸び率。中国を除いたアジア太平洋地域は、前年同期比29.3%増だった。
フェラーリ812スーパーファストフェラーリの2018年の世界新車販売(出荷ベース)は、過去最高の9251台。前年比は10.2%増だった。