メルセデスベンツ、新車販売の5割以上を電動化へ…2030年までに

メルセデスベンツを含めたダイムラーの中期経営計画、「アンビション2039」のイメージ
メルセデスベンツを含めたダイムラーの中期経営計画、「アンビション2039」のイメージ全 5 枚

ダイムラー(Daimler)は5月13日、メルセデスベンツを含めたグループ全体の中期経営計画、「アンビション2039」(Ambition2039)を発表した。

アンビション2039では、今後の20年間で、メルセデスベンツ乗用車の向かう方向性を示した。2030年までに新車販売の50%以上を、プラグインハイブリッド車(PHV)やEVにすることを目指す。

EVについては、市販EV第1弾の『EQC』に続くモデルを投入する。EQCはモーターを前後に2個搭載し、4輪を駆動する4WDの「4MATIC」車。2個のモーターは、合計で最大出力408hp、最大トルク77.5kgmを引き出す。前後アクスル間で走行状況に応じて、トルク配分を行う。動力性能は、0~100km/h加速を5.1秒で駆け抜ける。最高速はリミッターによって、180km/hに制限される。

さらに、乗用車だけでなく、商用車、トラック、バスの電動化も進める。また、燃料電池車など、他の電動ソリューションの開発も促進していく。

《森脇稔》

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