VWグループの営業利益8.2%減、欧州新車販売は増加傾向…2019年第1四半期決算

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フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は5月14日、2019年第1四半期(1~3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、第1四半期の売上高は、600億1200万ユーロ(約7兆3600億円)。前年同期の582億2800万ユーロに対して、3.1%増加した。

一方、第1四半期の営業利益は、38億6800万ユーロ(約4745億円)。前年同期の42億1100万ユーロに対して、8.2%の減益となった。

第1四半期の世界新車販売台数は260万5600台。前年同期比は2.8%減とマイナスに転じた。最大市場の中国が94万6600台にとどまり、前年同期比は6.3%減と後退した。中国を含めたアジア太平洋地域でも、6.6%減の101万8100台と、前年実績を下回る。

また北米は第1四半期、前年同期比2%減の21万6700台と、減少に転じる。このうち米国は、前年同期比0.8%増の15万台と、引き続き前年実績を上回った。

ロシアは第1四半期、前年同期比4.5%増の4万8200台と回復傾向にある。欧州は、前年同期比0.8%増の115万2000台と、プラスを維持した。地元ドイツも2.2%増の33万7200台と、2年連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

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