ジャガー・ランドローバーが赤字転落、減損損失計上の影響 2018年度通期決算

ジャガーF-PACEとランドローバーディスカバリー
ジャガーF-PACEとランドローバーディスカバリー全 3 枚

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は5月20日、2018年度通期(2018年4月~2019年3月)の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は242億1400万ポンド(約3兆3945億円)。前年度の257億8600万ポンドに対して、6.1%減とマイナスに転じた。

また、2018年度の最終損益は、33億2100万ポンド(約4655億円)の赤字。前年度実績の11億1400万ポンドの黒字から、赤字に転じている

赤字となった要因は、減損損失を計上したのが大きい。新車販売の落ち込みを受けて、将来の収益予想を下方修正し、工場などの資産を再評価したのが響いた。

ジャガー・ランドローバーのラルフ・スペッツCEOは、「第4四半期の決算は黒字回復した。すでに12億2500万ポンドのコスト削減を達成している」と述べている。

《森脇稔》

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