三菱ふそう、東北大学と産学協力 社員による講義など実施へ

三菱ふそう eキャンター(参考画像)
三菱ふそう eキャンター(参考画像)全 1 枚

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は5月21日、東北大学大学院工学研究科に「三菱ふそう実践的工学教育プログラム共同研究部門」を創設・設立し、共同研究契約を締結したと発表した。

MFTBCは、教育を通じてエンジニアの能力向上を目的とする「共同教育」コンセプトを掲げている。今回、東北大学と協力し、共同研究プログラムを通して、学生が実践に向けた技術を習得し、多様な課題への対応を学ぶ機会を創出。「講義」「インターンシップ」「技術交流ワークショップ」の3分野での活動を行う。

講義は、MFTBCの関連部署が、東北大学にて、現場レベルの問題を題材として学生の実践的な能力を養うことを目的に、グローバル企業の視点で実施する。東北大学の学生を対象とした集中講義は、MFTBCのバリューチェーンに基づく内容で、2019年末頃までに8講義を開催する予定。なお、2020年より、東北大学のカリキュラム内に連携講義として組み込まれ、シラバス(授業計画)に掲載される予定だ。

また、東北大学の学生が、MFTBCにて実践的な経験と社会が直面する課題に取り組み、現場でどのような問題が起きているかを実際に学ぶ長期のインターンシップに参加。東北大学の若手研究者とMFTBCの技術分野で働く社員が意見や体験を交換する技術交流ワークショップも開催する。

《纐纈敏也@DAYS》

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