自動運転へ、ヘッドランプまわりの近未来を描く小糸製作所…人とくるまのテクノロジー2019

人とくるまのテクノロジー2019
人とくるまのテクノロジー2019全 4 枚

光をテーマに展開した小糸製作所は、未来のモビリティを思わせるモックアップを中心に置き、コミュニケーション用路面描画、センサ内蔵ランプ、ハイビーム可変ヘッドランプ(ADB)、ブレードスキャン式ADB、カメラ・センサ洗浄システム、節水技術などを紹介した。

【画像全4枚】

コミュニケーション用路面描画は、自動車のランプの将来を示したモデル。路面描画、自動運転のために特別に設計されたターコイズの照明色とし、車体ディスプレイなどの技術を採用し、感情を持って周囲とコミュニケーションできるというもの。

たとえば行動予告灯。発進・後退・曲がるといった車両の動きを路面に描き、駐車場や見通しの悪い交差点などでクルマの存在を知らせるというもの。また、乗員(予約者)を自律的に認識し、予約者がクルマの前に立つと、その人の予約マークを描写するといった技ももつ。

センサ内蔵ランプは、ドライバーの運転視界を照らすという従来のランプの役目だけでなく、自動運転車にとって必要なセンサを内蔵したランプ。たとえば車両の四隅にセンサを設置することで、360度すべての視界を確保したり、配光で被写体のコントラスト比を高めるといった補助的機能も加えている。

ハイビーム可変ヘッドランプADBは、車載カメラで前方車両を認識し、ヘッドランプの配光を全自動で制御するシステム。対向車や前走車にまぶしさを与えることなくドライバーの前方視界を広げてくれる。

ブレードスキャン式ADBは、対向車の周囲にいる遠方の歩行者を、ドライバーに早期発見させるADB。0.1度以下の高分解像を実現するには300個以上のLEDが必要だが、このブレードスキャン式ADBは、少ないLED数で無段階の遮光制御を実現させる。

そして小糸は、自動運転時代にむけて細かいところにも目をむける。同社のカメラ・センサ洗浄システムは、制御と節水を兼ね備えた各種センサ洗浄システムを提案。増加する車載センサにむけて、走行を重ねて発生するセンサの汚れ(水滴・泥・雪など)を節水しながら洗浄するシステムを紹介していた。

《レスポンス編集部》

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