首都圏グリーン車の車内販売が5月29日からキャッシュレスにも対応…JR東日本の新幹線では弁当販売が終了 7月1日

普通列車グリーン車の客室乗務員(グリーンアテンダント)による車内販売サービス。
普通列車グリーン車の客室乗務員(グリーンアテンダント)による車内販売サービス。全 2 枚

JR東日本と日本レストランエンタプライズ(NRE)は5月28日、首都圏の普通列車グリーン車の車内販売で、交通系ICカードによる電子マネー決済を5月29日から開始すると発表した。

車内販売の電子マネー決済は、2008年4月から新幹線や在来線特急に導入。首都圏の普通列車グリーン車では、2018年2月から常磐線に導入されていたが、好評を得たことから、5月29日からは横須賀線~総武快速線直通列車で開始。さらに6月5日からは、東海道本線、東北本線(宇都宮線)、上越線・両毛線直通列車を含む高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ラインでも開始される。

なお、JR東日本では7月1日に新幹線や在来線特急における車内販売の取扱品目を見直す予定で、ホットコーヒーの販売を終了するほか、北陸新幹線の『かがやき』『はくたか』では、弁当や軽食類、デザート類、お土産類、雑貨類の販売を終了。JR西日本区間でも同様となる。

JR東日本では3月15日限りで、東北新幹線『やまびこ』と秋田新幹線『こまち』(盛岡~秋田)、在来線特急の『踊り子』『日光』『きぬがわ』『スペーシアきぬがわ』、『いなほ』(酒田~秋田)で車内販売を終了。3月16日からは東北新幹線『はやぶさ』『はやて』、山形新幹線『つばさ』、秋田新幹線『こまち』(東京~盛岡)、上越新幹線『とき』、在来線特急の『あずさ』『かいじ』『ひたち』『スーパービュー踊り子』『いなほ』(新潟~酒田)で、今回の発表と同様の取扱品目の見直しが行なわれていたが、ホットコーヒーの販売は継続されていた。

新幹線や在来線特急の車内販売における電子マネー決済では、専用のSuica対応ハンディー端末が使われていたが、普通列車グリーン車では、このような汎用スマートフォンを活用したものが導入される。新幹線や在来線特急の車内販売における電子マネー決済では、専用のSuica対応ハンディー端末が使われていたが、普通列車グリーン車では、このような汎用スマートフォンを活用したものが導入される。

これにより、7月1日以降、新幹線や在来線特急の車内販売で扱われる品目は、ソフトドリンク類や菓子類、アルコール類、つまみ類となるが、東北・上越・北陸新幹線のグランクラスサービスや『スーパービュー踊り子』のグリーン車サービスでは従来の品目が継続される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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