BMW 1シリーズ 新型に最強の「M135i」、306馬力の2.0ターボ搭載

最大出力306hp、最大トルク45.9kgm。0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h

ヨーモーメントを配分する「BMWパフォーマンスコントロール」を標準装備

スポーティな専用外装。インテリアには最新デジタルコクピットを採用

BMW 1シリーズ 新型の M135i xDrive
BMW 1シリーズ 新型の M135i xDrive全 20 枚

BMWは5月27日、新型『1シリーズ』(BMW 1 Series)に最強グレードとして、「M135i xDrive」を設定すると発表した。

最大出力306hp、最大トルク45.9kgm。0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h

新型1シリーズには、トップグレードとして、「M135i xDrive」グレードをラインナップする。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンには、BMWのツインパワーターボ技術を導入。強化クランクドライブ、新設計のピストンとコンロッド、大容量ターボチャージャー、最適化された燃料噴射弁などにより、最大出力306hp/4500~6250rpm、最大トルク45.9kgm/1750~5000rpmを獲得する。

トランスミッションは8速「ステップトロニック」、駆動方式は4WDの「xDrive」だ。M135i xDriveグレードは、ローンチコントロールとトルセンLSDが装備されており、0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮する。環境性能については、欧州複合モード燃費14.7km/リットル、CO2排出量155g/kmとなる予定だ。

ヨーモーメントを配分する「BMWパフォーマンスコントロール」を標準装備

ヨーモーメントを配分する「BMWパフォーマンスコントロール」を標準装備。さらに、「ダイナミックブレーキインターベンション」により、敏捷性を高めた。さらに、ボディのねじり剛性は、ボディ後端に「ブーメランストラット」を採用して、引き上げている。標準装備されるMスポーツサスペンションは、車高が10mmダウン。BMWによると、非常にダイナミックなハンドリング特性を備えているという。MスポーツステアリングとMスポーツブレーキも採用される。タイヤサイズは、フロント、リアともに225/40R18だ。

スポーティな専用外装。インテリアには最新デジタルコクピットを採用

M135i xDriveグレードの外観は、レーシングカーをモチーフにした3Dメッシュデザインのキドニーグリル、セリウムグレイ仕上げのテールパイプ、ボディ同色のBMW Mリアスポイラーなどを専用装備する。バンパーも専用デザインとなり、リアバンパーはハイグロスブラック仕上げのディフューザーを採用した。インテリアは、アルミトリムがアクセントになる。BMW 1シリーズ 新型の M135i xDriveBMW 1シリーズ 新型の M135i xDrive

新型1シリーズの操作系には、ステアリングホイールのボタン、センターコンソール付近に配置されている「iDriveコントローラー」、タッチパネルディスプレイ、音声コントロールを採用する。状況に応じてドライバーが最も操作しやすい方法で、姿勢や視線を動かすことなく、必要な情報や設定にアクセスできるようにした。

また、新型1シリーズには、新型『8シリーズ』から導入された新しい表示&操作コンセプト「BMW オペレーティングシステム7.0」を、「BMWライブコックピット」に採用した。タッチ操作機能を備えた大型コントロールディスプレイと、ドライバー正面のフルデジタルメーターパネルは、どちらも10.25インチとなる。BMW 1シリーズ 新型の M135i xDriveBMW 1シリーズ 新型の M135i xDrive

AI(人工知能)を活用した「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も導入する。これは、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる機能だ。従来の音声入力とは異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動できる。使用頻度に応じて、ドライバーの好みを学習する。

BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントでは、起動する際、「OK, BMW」と呼びかける。ドライバーが、システムの名前を自由に付けることも可能にしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る