石川県の北陸鉄道が平均約13%の運賃値上げへ…普通運賃は最大50円アップ 10月1日予定

29年ぶりとなる運賃改定を申請した北陸鉄道。写真は石川線の列車。
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野町~鶴来(つるぎ)間の石川線と北鉄金沢~内灘(うちなだ)間の浅野川線を運営する石川県の北陸鉄道は5月29日、国土交通省北陸信越運輸局に鉄道線の上限運賃改定を申請した。

申請によると実施時期は消費増税が予定されている10月1日で、平均改定率は大人普通運賃が13.153%、通勤・通学用定期運賃が13.464%。これにより、2kmまでの初乗り普通運賃(大人)は現行より20円アップの160円となる。アップ額が最も高いのは6~14km区間で、現行より50円のアップとなる。

北陸鉄道では、2021年度にかけて石川線で野々市工大前~馬替(まがえ)間のレール重軌条化(50kgレールへ更新)や踏切2か所の無警報対策を、浅野川線で車両更新を実施すること、施設・車両修繕費の増加や運転電力料金の値上げなどで損失が拡大するなど厳しい経営環境になることを鑑み、今回の申請に至ったとしている。

この運賃改定が認可されれば、北陸鉄道の鉄道線としては消費増税分による改定を除いて、1990年以来、29年ぶりの値上げとなる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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