GPSトラッカーを活用したIoT実証実験を開始、レンタルキャンピングカーの課題解決へ

キャンピングカー(イメージ)
キャンピングカー(イメージ)全 3 枚

キャンピングカーレンタル事業などを展開するキャンピングカーKKとフジクラは、顧客サービス向上と業務効率化に向け、Cat.M1通信のGPSトラッカーを活用したIoT実証実験を国内各所で開始した。

近年、レンタルキャンピングカーの需要は増加。そのような中、「渋滞等による返却時間の遅延を把握し、スタッフのオペレーションを効率化したい」「事故・トラブルの発生場所を正確に特定し、より迅速な対応を行いたい」など、レンタル特有の様々な課題が浮き彫りになってきている。

今回の実証実験では、フジクラのGPSトラッカーをキャンピングカーに搭載する。同社のGPSトラッカーは、キャリア系のLPWA(Cat.M1)通信を利用した小型・軽量、防水型のSIMフリーモデルで、「みちびき(準天頂衛星システム)」に対応。高速移動時にも正確に位置情報を通知できる。

実証実験では、PCやスマホによる車両位置の確認や蓄積された位置データの分析、エリア設定による出/入時のメール送信を検証するほか、トラブル発生時にGPSトラッカーにある「通知ボタン」を押すことで位置をマップ上で確認できるリンク情報をメール送信し、迅速に場所を確認するなどの実験を行う予定だ。

キャンピングカーKKでは、GPSソリューションを活用することで、レンタルキャンピングカーの抱える課題解決と同時に、同社の運営する「くるまの旅ナビ」の情報コンテンツを強化。AIによる最適なお出かけ先の提案など、ユーザーがより楽しくキャンピングカーで旅行できるよう支援することを目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る