iOS 13 でAppleマップに「Look Around」機能追加…シームレスな3D写真で街を見る

Appleマップは、ユーザーのプライバシーを保護しながら、世界各地を案内してくれる。今回、ベースマップの再構築のために、累計およそ640万kmの走行を達成した。その結果、新しいAppleマップでは、より道路を網羅し、歩行者向けデータや住所の正確性、土地情報データのすべてを向上させているという。
新機能として、「Look Around」を採用する。この機能は、新しいベースマップと高解像度3D写真を利用して、都市の街路レベルの美しい画像を、スムーズかつシームレスに表示するものだ。
iOS 13では、マップアプリケーションにも新機能が加わった。例えば、お気に入りのレストラン、旅行先、ショッピングスポットを友人と簡単に共有できる「Collections」、自宅や会社、ジム、学校などよく行く行き先を起動画面から1回のタップで道案内してくれる「お気に入り」などの機能が導入されている。
新しいAppleマップは、すでに米国の一部の州と都市で利用可能だ。2019年末までに米国全土で、2020年からは全世界でも利用できるようになる、としている。
《森脇稔》