ランボルギーニ ウラカン、オフローダーに変身…ワンオフ発表

車高はウラカン比で47mmアップ。フェンダーエクステンションでワイドボディ化

ドライバーの意図を予測し車両を制御する「LDVI」を専用チューン

ミッドシップの5.2リットルV10は最大出力640hp、最大トルク61.2kgm

ランボルギーニ・ウラカン・ステラート
ランボルギーニ・ウラカン・ステラート全 7 枚

ランボルギーニは6月4日、ワンオフのコンセプトカー、『ウラカン ステラート』(Lamborghini Huracan Sterrato)を発表した。

画像:ランボルギーニ・ウラカン・ステラート

同車は、『ウラカン』の最新モデル、『ウラカンEVO』をベースに、オフローダーに仕立てたワンオフのコンセプトカーだ。SUVの『ウルス』の技術やノウハウを導入し、「オフロードを運転する楽しみ」をウラカンベースで提案している。

車高はウラカン比で47mmアップ。フェンダーエクステンションでワイドボディ化

ウラカン ステラートでは、ウラカンEVOに対して、車高を47mm引き上げた。フロントのアプローチアングルは1%、リアのデパーチャーアングルは6.5%向上しており、オフロード走行を可能にする。オフロードLEDライトパッケージは、ルーフマウントLEDライトバーとLEDバンパーライトで構成されている。

前後のトレッドは30mm拡大しており、フェンダーエクステンションでワイド化されたボディに、20インチホイールを収める。このフェンダーエクステンションには、空気取り入れ口が備わる。特別に開発された大径タイヤによって、オフロードでの走破性を追求した。

リアには、ディフューザーとして機能するスキッドプレートを採用する。プロテクションによって、アンダーボディが補強された。フロントフレームにはアルミ補強材が追加され、アルミ補強サイドスカート、アルミスキッドプレートが装備されている。マッドガードやエアインテークなど、専用デザインのコンポジットボディワークには、カーボンファイバーと樹脂の複合素材を使用。オフロードでの石の跳ね上げから、車体を保護する。

ドライバーの意図を予測し車両を制御する「LDVI」を専用チューン

ウラカン ステラートには、「LDVI」(ランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータ)を搭載する。これはドライバーの意志を理解し、求められる車両の挙動に置き換えることができるコントローラーとなる。LDVIは、トラクションコントロールと一体となり縦方向のダイナミクスを決定するトルクベクタリングと、2軸間の常時トルク配分(AWD)を利用して4輪を制御する「LDS」(ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング)、「LAWS」(ランボルギーニ・オールホイール・ステアリング)を統合コントロールする。

またLDVIは、ドライビングダイナミクスを管理するシステムユニットの調整を行う。ドライバーの操作、外部の環境、選択されているドライブモードに基づいて、フィードバック制御からフィードフォワード制御に切り替えて、ドライバーの意図を予測し、車両の制御を行う。ウラカン ステラートのLDVIはオフロード走行用にチューニングされており、トラクションと加速を最大にするように調整された。ランボルギーニによると、ウラカン ステラートのLDVIシステムは、より後輪駆動に近いパフォーマンスを発揮するという。

ミッドシップの5.2リットルV10は最大出力640hp、最大トルク61.2kgm

ミッドシップには、直噴5.2リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。最大出力は640hp/8000rpm、最大トルクは61.2kgm/6500rpmを引き出す。駆動方式はフルタイム4WDだ。ベース車両のウラカンEVOの場合、0~100km/h加速2.9秒、最高速325km/hというパフォーマンスを実現している。

《森脇稔》

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