国交省、完成検査不正で、スズキに再発防止などを勧告

スズキ決算説明会で一連の完成検査の不正を謝罪する経営幹部(参考画像)
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国土交通省は6月7日、スズキの一連の完成検査不正に関して、道路運送車両法に基づく自動車型式指定規則に沿って再発防止に関し必要な措置を実施することを同社に勧告したと発表した。

スズキが完成検査の不正に関して、これまでに同社から提出された報告書と、国土交通省が行った立入検査等の結果について精査した結果、完成検査の実施に関して改善が必要であると認定した。これを受けて道路運送車両法に基づく自動車型式指定規則第3条の4に基づき、国土交通大臣からスズキの鈴木俊宏社長に対して完成検査の不適切事案の再発防止に関して必要な措置を実施するよう勧告した。

勧告では完成検査現場業務の把握・管理について再点検、継続的点検の実施するよう指導。再発防止策を見直して法令遵守を徹底する意識改革、完成検査の技術的意義、技量・知識についての継続的な教育、不健全な組織風土を改善することを求めている。

再発防止策の実施状況については四半期毎に国土交通省に報告することや、不適切事案の判明時、リコールなどの必要な措置を速やかに実施することも求めている。

また、国土交通省は特に重大な不適切事案について合計655台が道路運送車両法に違反(完成検査の一部未実施)していたとして、過料適用のため、静岡地方裁判所に通知した。

スズキは勧告を受けて「極めて厳粛に受け止めており、今後、安全と品質を最優先に、法令遵守推進と再発防止策の徹底かつ迅速な実施によって、信頼回復に努めたい」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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