【F1 カナダGP】トップチェッカーを受けたベッテルはペナルティ、ハミルトンが今季5勝目を記録

F1カナダGP
F1カナダGP全 8 枚

F1グランプリ第7戦カナダGPの決勝レースが9日、モントリオールのジル・ビルヌーブサーキットで開催され、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトップチェッカーを受けるも5秒加算のペナルティで結果が逆転、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝した。

【画像全8枚】

ポールポジションスタートのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が序盤からレースをリード。スターティンググリッド通り、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がそれに続く展開となった。

ハミルトンはピットストップの際に逆転を試みるも順位は変わらず、ベッテルの背後から終始プレッシャーを掛け、オーバーテイクの機会を伺った。そして迎えた48周目、ベッテルがコースオフを喫し、ハミルトンの走路を妨害する形でコースに戻りトップを守ったが、この行為によりベッテルに5秒加算ペナルティの判定。

終盤、ベッテルはハミルトンとの差を5秒以上に広げようとするが、逆にハミルトンがその差を縮め、最終的に1.3秒差でチェッカー。タイム加算により順位は逆転し、ハミルトンが今季5度目の優勝を飾った。

終盤、3位のルクレールもペースを上げベッテルとの差を縮めたが最終的に6秒の差があり、レース結果は2位がベッテル、3位がルクレールとなった。

以下、6番グリッドスタートのバルテリ・ボッタス(メルセデス)が4位、9番グリッドスタートのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が5位、4番グリッドスタートのダニエル・リカルド(ルノー)が6位でチェッカーを受けた。

ホンダ勢はピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)が8位、ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)が10位で、5位のフェルスタッペンを加え3台が入賞。アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)は残念ながらリタイヤとなった。

F1カナダGP 決勝結果
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
3. シャルル・ルクレール(フェラーリ)
4. バルテリ・ボッタス(メルセデス)
5. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
6. ダニエル・リカルド(ルノー)
7. ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
8. ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)
9. ランス・ストロール(レーシングポイント)
10. ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
11. カルロス・サインツ(マクラーレン)
12. セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
13. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
14. ロマン・グロージャン(ハース)
15. キミ・ライコネン(アルファロメオ)
16. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
17. ケビン・マグヌッセン(ハース)
18. ロバート・クビサ(ウィリアムズ)
以上完走
--. アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
--. ランド・ノリス(マクラーレン)

《藤木充啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴキャンバス 新型試乗】「ワゴンRスマイル」と双璧をなす“癒し軽”…島崎七生人
  4. 【ホンダ ADV160 試乗】彩りとわくわく感あふれる「アドベンチャー」スクーター…伊丹孝裕
  5. 「トヨタがロールスロイスと勝負するのか?」2ドアクーペの新型センチュリー発表に、SNSは興奮の渦
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る