日野レンジャー、エンジン停止のおそれで7万9000台をリコール

エンジンのピストン鋳型の形状が不適切なため、鋳造時にピストンスカートの下端部に空隙(ブローホール)が発生しているものがある。そのため、当該部を起点にスカート部が損傷することで異常な打音が発生し、そのまま使用を続けると、エンジンが停止するおそれがある。
改善措置として、使用者に当該不具合および予見事象を周知し、異常な打音が発生した場合は、ピストンを対策品に交換する。
不具合は96件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
《纐纈敏也@DAYS》