グッドイヤー、EVのタイヤメンテナンス予測サービス実験を開始…クラウドベースで

グッドイヤーが米国で開始したEVのタイヤメンテナンス予測サービスのイメージ
グッドイヤーが米国で開始したEVのタイヤメンテナンス予測サービスのイメージ全 1 枚

グッドイヤー(GOODYEAR)は6月7日、EVのタイヤメンテナンス予測サービスの実験を米国で開始した、と発表した。

この実験は、米国カリフォルニア州ウエストハリウッドに本拠を置くEV専門の短期リース(サブスクリプションサービス)会社のBorrow社と共同で開始したもの。グッドイヤーは、フリート向けコネクテッドカーに独自のタイヤメンテナンス予測サービスを導入し、タイヤの修理と交換時期を予測する。

グッドイヤーのタイヤに関する専門知識を活用したクラウドベースのプラットフォームでは、車両データと独自のアルゴリズムによって、タイヤの修理と交換時期を予測する。そして、自動的にメンテナンスのスケジュール設定を行う。

サンフランシスコのグッドイヤーのイノベーションラボでは、Borrow社との共同研究により、最新のモビリティを短期リースで提供しているフリート会社へのサービスを通し、関連ソリューションのテストを実施する。

グッドイヤーとBorrow社の取り組みは、特定地域向けEVのシェアサービスを提供しているEnvoy社との実験や、テスラのEVを使用した都市間モビリティサービスである「Tesloop」で成功を収めている事例での成果に基づくものだ。これらの取り組みは、サンフランシスコにあるグッドイヤーのイノベーションラボによって開発・実施されている。

これらは自動車メーカー、サプライヤー、モビリティ関連のスタートアップ企業をつなぎ、フリート需要、自動運転車、その他関連モビリティアプリケーションに使用する製品の提供、およびデータ集約型サービスモデルを構築していく第一歩になる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  7. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  8. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  9. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  10. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る