VWグループが電動化戦略を加速、バッテリー合弁工場建設へ 2023-2024年の稼働目指す

フォルクスワーゲン ID.3 のプロトタイプ
フォルクスワーゲン ID.3 のプロトタイプ全 3 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は6月12日、電動車向けバッテリーを開発するノースボルト社に出資し、バッテリーの合弁生産工場を建設すると発表した。

今回の発表は、フォルクスワーゲングループの電動化戦略加速の一環だ。フォルクスワーゲンが電動化攻勢の中心に据えるのが、「ID.」ファミリー。最初の市販モデルとして、『ゴルフ』セグメントに属するコンパクトEVの『ID.3』を2020年に発売する予定。これに続いて、SUVセグメントには『ID. CROZZ』を投入する計画で、さらにMPVの『ID. BUZZ』などを順次、市場に導入していく。

また、フォルクスワーゲングループは2028年までに、全世界で2200万台のEVを生産する計画だ。そのためには、大量のバッテリーが必要になる。

そこでフォルクスワーゲングループは、電動車向けバッテリーを手がけるノースボルト社に出資し、バッテリーの合弁生産工場を建設すると発表した。2020年に、ドイツに両社の合弁バッテリー工場の建設を開始し、2023年末から2024年初頭をメドに、バッテリー工場を稼働させることを目指している。

《森脇稔》

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