日産、株主総会前のドタバタ劇…仏ルノーに人事修正案を打診[新聞ウォッチ]

ルノーのボロレCEO
ルノーのボロレCEO全 1 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

3月期決算企業の定時株主総会が本格化している。今年の総会のピークは6月27日で、東京証券取引所によると、2330社のうち31%に当たる719社が開催を予定しているという。

先週一足早く終えたトヨタ自動車など、東証では開催日の分散を呼び掛けてきたが、問題企業などは「みんなで渡れば……」との思惑からか、再びピーク日への集中開催が増えているようだ。

そんな中、情報漏洩で金融庁から業務改善命令が出ている野村ホールディングスは、古賀信行会長を指名委員会と報酬委員会の委員長に就ける案を変更すると発表。米議決権行使助言会社が古賀氏を含む取締役の再任案に反対を表明しているためで、来週24日に株主総会を控え、人事案の修正などで株主からの理解を求めるという。

さらに、来週6月25日に予定している日産自動車も土壇場での人事案の変更が行われそうだ。きょうの朝日が報じているが、ガバナンス(企業統治)改革に必要な定款変更議案に関し、筆頭株主の仏ルノーの承認を得るための人事の修正案をルノー側に打診したという。

記事によると、ルノーのティエリー・ボロレCEO(最高経営責任者)のポストを新たに用意するそうだ。ルノーは人事案への不満から投票を棄権する意向を示していたが、修正案を受け入れれば棄権を撤回する見通しだとも伝えている。

これまで日産の総会といえば、午前10時から始まり12時前には株主の質疑を打ち切って2時間ほどで終了していた。だが、今年の総会は会社法違反などの罪で起訴されたカルロス・ゴーン被告の関連事件を背景に問題が山積。大波乱の中での開催だけに前代未聞の“ロングラン総会”になることも予想される。

2019年6月19日付

●新潟震度6強、M6.7、12人負傷(読売・1面)

●G20で米中首脳会談、大阪28~29日、貿易問題協議へ(読売・1面)

●地方の交通先端技術、28か所、決済アプリや自動運転(読売・6面)

●旅客機市場に逆風、スペースジェット三菱、北米狙い70席型(読売・7面)

●日産、人事で修正案,監査委にルノーCEO(朝日・7面)

●免許返納高齢者に「定額タクシー」検討(朝日・28面)

●景気判断を据え置き、6月月例、海外に下振れリスク(産経・10面)

●60歳以上外出手段「自分で運転」最多、高齢社会白書(東京・2面)

●100周年へ独自の車追求、マツダ・丸本明社長(東京・6面)

●企業投資、最高の52兆円、「ため込む」から「使う」(日経・1面)

●全個体電池に参入、三桜工業、米社とEV向け(日経・14面)

●ニュース一言、日本自動車部品工業会・岡野会長(日経・15面)

《福田俊之》

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