【BMW X7】日本法人社長「BMWで過去最大のXモデル」…全長5.165m

BMW X7 発表会
BMW X7 発表会全 12 枚

ビー・エム・ダブリューは6月24日、新型SUV『X7』の販売を開始した。価格は1079万~1566万円で、納車は8月以降を予定しているという。

【画像全12枚】

ビー・エム・ダブリューのペーター・クロンシュナーブル社長は同日、都内で開いた発表会で「X7はBMWで初めて、スポーツアクティビティビークル(SAV)に求められる俊敏性と多用途性を兼ね備え、しかもラグジュアリーモデルとしての存在感、高級感、そして空間の広さを融合させたクルマとなる。BMWで過去最大のXモデルのサイズは全長5.165m、全幅2m、そして全高1.835mとなっている」と紹介した。

さらに「明確かつ正確なデザインは押し出しが強い、堂々としたフロントエンドから、大きなウィンドウエリア、高い地上高、伸びやかなルーフライン、そして二分割式のテールゲートまでいきわたっている。印象的な外観、最新のドライブトレインとサスペンションテクノロジー、そして他に類のない機能や装備品の数々が与えられたX7によって、BMWらしいラグジュアリー感あふれるドライビングを楽しむことができる」とも強調した。

日本市場に導入されるX7のパワートレインは、2992cc直列6気筒ディーゼルと、4395ccV型8気筒ツインターボガソリンの2タイプで、ガソリンエンジンを搭載するM50iは秋以降の導入となる。一方、足回りは路面状況を各ホイールのセンサーで感知し、必要に応じて上下40mmの間で車高を自動調整する4輪アダプティブエアサスペンションに加え、フロントカメラで進行方向の路面状況を検知してサスペンションを始めダンパー調整、ロール回避を最適化するエグゼクティブ・ドライブ・プロを採用している。

このほかBMWが日本で初めて認可を取得したハンズオフアシストシステムを標準装備している。このシステムは高速道路で時速60km以下の渋滞時に、ステアリングから手を離してリラックスした状態でクルマが自律的に車線を認識して追従していくというもの。

またクロンシュナーブル社長は「私が個人的にとくに気に入っているのは、3列のシートにまたがる極めて広大な居住空間」とした上で、「標準仕様は7人乗り、オプションとして2列目に一人掛けのコンフォートシート2つを装備することもできる。3列目のシートスペースも広々としており、アームレスト、カップホルダー、USBポートを装備している。すべてのシートは電動調整機能を持ち、さらにレザートリムを標準装備している」と締めくくった。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. フィアット『パンダ』、欧州で車名を『パンディーナ』に変更…ハイブリッド専用車に
  4. 「ノイエクラッセ」をマイチェンで導入!? BMW『2シリーズクーペ』最新デザイン情報を入手
  5. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る