BMW M2 に最速の「CS」…プロトタイプのキャビン内を激写

M2 CSは、2018年秋に開発車両を初めて捉えた。その後、豪雪のスカンジナビア、ニュルブルクリンクなどで段階を経て捉えていたが、車内の様子も含め今回が最良のスパイショットといえるだろう。
最新のプロトタイプは、ブラックアウトされたキドニーグリル、『M2コンペティション』より張り出したフロントスプリッターを装備するほか、キドニーグリルの奥には、ラジエーターや強化バーが見てとれる。カモフラージュされているが、パワーバルジを備えるボンネットフードを始め、ルーフ、ミラー、リアディフューザーなどにカーボンファイバーを採用し、軽量化が図られているのも確かなようだ。
またリアエンドには、スプリットタイプの大型化されたトランクリッドスポイラー、クワッドエキゾーストパイプなどアグレッシブなデザインが採用されていることがわかる。足回りには、19インチYスポークホイールに、サーキット走行性能を持つミシュラン・パイロットスポーツカップ2を装着、サスペンションも専用セッティングとなるとのことだ。
初めて撮影された車内は、アルカンターラを巻いたステアリングホイール、カーボンファイバートリム、レッドステッチをあしらったスポーツシートなど、スポーティな仕上がりを見せている。
注目のパワートレインは、『M3』『M4』から流用される3.0リットル直列6気筒、S55ツインターボエンジンを搭載。これまでの情報では、最高出力は445psを発揮すると伝えられていたが、アップデートされた情報によると、450ps以上を発揮するとも噂されている。トランスミッションは、6速MT、または7速DCTと組み合わされるだろう。
ワールドプレミアは最速で9月のフランクフルトモーターショーで、生産開始は2020年3月からと予想される。
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《APOLLO NEWS SERVICE》