乗用車の新しい燃費基準に関する報告書をとりまとめ 2019年度に関係法令改正へ

イメージ
イメージ全 3 枚

経済産業省と国土交通省が共同で設置した燃費基準に関する審議会が、乗用車の新たな燃費基準に関する報告書をとりまとめ、2030年度の燃費基準目標を正式に決定した(25日)。

【画像全3枚】

エネルギーの使用の合理化等に関する法律に基づく乗用車の新たな燃費基準については、経済産業省、国土交通省が共同で設置した燃費基準に関する審議会が2018年3月から検討してきた。今回「乗用車の新たな燃費基準に関する報告書」をとりまとめた。

新たな燃費基準は2030年度に2016年度実績の19.2km/リットルから32.4%改善して25.4km/リットル(推定値)を目標とする。

対象はガソリン自動車、ディーゼル自動車、LPG自動車に加え、新たに電気自動車、プラグインハイブリッド自動車を加える。電気自動車とプラグインハイブリッド自動車の燃費値の算定は、ガソリン自動車と比較可能にするため、ガソリンや電力などが車両に供給されるよりも上流側のエネルギー消費効率を考慮した「Well-to-Wheel」の考え方を用いて評価する。

今後、報告書を踏まえ、経済産業省、国土交通省が2019年度中を目途に必要な法令改正を行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『ジムニー』シリーズ用、スリムな「リアラダー」登場! ルーフへのアクセスもスタイリッシュに
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. ミシュラン「PILOT SPORT 5」、みんカラ年間大賞1位獲得…タイヤ・ホイール部門
  4. “車内スマホ生活”を強力サポートする、パワフル「USBプラグ」の新作登場![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る