アイシン、パナマにアフターマーケット向け販売会社設立 中南米の体制強化

現地での調印の様子(左:AWA スコット・ターピン社長、右:Leon ハヴィエール・チャン氏)
現地での調印の様子(左:AWA スコット・ターピン社長、右:Leon ハヴィエール・チャン氏)全 1 枚

アイシン精機は6月27日、米国子会社のAisin World Corp. of America(AWA)と、パナマ・Leon Import社との合弁で、中南米地域でアフターマーケット向け部品販売の新会社「Aisin Sales Latin America, S.A.」を6月にパナマに設立したと発表した。

アイシングループでは、アフターマーケット事業の拡大を目的に、2018年8月にアフターマーケットバーチャルカンパニーを設立。グループ一体となって、世界各地域での体制強化を進め、2022年度には2018年度の約2倍となる800億円までの売上げ拡大をめざしている。今回の新会社設立は、2019年3月のタイでの資本提携、2019年4月の上海販売会社設立などに続き、海外でのアフターマーケット体制強化の一貫となる。

新会社では、AWAとLeonの両社で行っていた販売活動を新会社に集約することで、双方の顧客に対し、より効率的に販売ができ、新規市場に対しても効果的に開拓を行っていける体制を構築する。また、整備工場など市場の声をタイムリーに聞き、AWAや本社アフターマーケット機能と迅速に連携することで、ニーズに適確に応える商品企画を推進。さらに、世界有数の中継ぎ貿易拠点にあるパナマ新会社に物流拠点を新設し、顧客への納入リードタイムの短縮、サービス向上を図っていく。

新会社の資本金は50万米ドル(約5700万円)で出資比率はAWAが70%、Leonが30%。AWAのスコット・タービン社長が代表者を務める。

《纐纈敏也@DAYS》

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