ホンダF1、13年ぶりの優勝---八郷社長「万感の想い。走り続けた努力」[新聞ウォッチ]

フェルスタッペン(F1オーストリアGP)
フェルスタッペン(F1オーストリアGP)全 6 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

【画像全6枚】

令和の時代に入ってから、早くも2か月というよりも、もう2019年が半年も過ぎて、ことしもあと半分になった。上半期お騒がせの大きなニュースは一体何だったのだろうか、と思っていたら、トランプ米大統領が、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長と握手、現職の米大統領として初めて、境界線を歩いて越え、北朝鮮側に入ったという映像が飛び込んできた。

きょうの各紙も「トランプ氏が北朝鮮入境現職で初」(朝日)などと、全紙が1面トップで大きく報じていた。

トランプ大統領の電撃的な北朝鮮入りも大きなニュースだが、F1世界選手権のオーストリアGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが勝ち、レッドブル・ホンダとして悲願の初優勝を飾ったニュースのほうも驚きだった。

ホンダは、2006年ハンガリーGPをホンダレーシングF1チーム(当時)のジェンソン・バトンが制して以来、13年ぶりの頂点。2015年にF1に復帰して以来初の勝利である。きょうの各紙のスポーツ面では「F1ホンダ13年ぶりV オーストリアGP復帰後初」などの見出しが目を引く。

さっそく、ホンダの八郷隆弘社長が「ついにF1での優勝を果たすことができた。2015年の復帰以降の道のりを考えると、大変感慨深く、また心からの喜びを感じています」などとコメントを発表。

続けて「皆様の応援は、夢に向かって走る私たちを力強く後押ししてくれるエネルギー」としながら「F1は創業者の夢であり、大切なDNAの一つ。この5年間、開発やレースの現場では、数多くの困難に直面してきたが、自分たちの力を信じ、諦めずに走り続けてきた従業員たちの努力がこうして実を結んだことを考えると、万感の想いだ。この勝利を第一歩として、最終目標であるシリーズチャンピオンを目指し、さらに一丸となってチャレンジを続けていく」とも。

ホンダは今週の7月3、4日には、埼玉県和光市の本田技術研究所で、メディア関係向けに将来の技術開発の方向性などを八郷社長と本田技術研究所の新社長に就任したばかりの三部敏宏氏らが説明する「ホンダミーティング」を開催する。

八郷氏は社長に就任して丸4年となるが、就任後は狭山工場の再編や英国からの撤退など後ろ向きの話題が多かっただけに、13年ぶりF1優勝はこの上ない喜びの明るいニュース。進退が問われる中、続投にも自信と弾みがつきそうだ。

トランプ米大統領が、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長と歩いて北朝鮮入り。トランプ米大統領が、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長と歩いて北朝鮮入り。2019年7月1日付

●米朝首脳板門店で会談、非核化協議へ交渉チーム(読売・1面)

●内閣支持横ばい53%、本社世論調査(読売・1面)

●F1ホンダ13年ぶりV オーストリアGP復帰後初(読売・11面)

●トヨタ、独見本市から撤退、SNS時代費用対効果小さく、他業界も縮小の動き(日経・5面)トヨタ・ミライ(フランクフルトモーターショー2017)トヨタ・ミライ(フランクフルトモーターショー2017)

●産業景気予測、経営者の目、豊田章男・日本自動車工業会会長、停滞続き先行き不透明(日経・22面)

●G20渋滞対策五輪の参考に、大阪市内の交通量半減(日経・39面)大阪G20での交通規制(6月27日)大阪G20での交通規制(6月27日)

《福田俊之》

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