【パイクスピーク】ゴールは標高4300m、雲をめざした78台[フォトレポート]

シュート(パイクスピーク2019)
シュート(パイクスピーク2019)全 16 枚

雲をめざすレースと呼ばれる、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムの決勝レースが現地時間6月30日に開催され、アンリミテッド・クラス(4輪)「ウォルフTSCホンダ」に乗るロビン・シュート選手が9分12秒476で総合優勝した。

【画像全16枚】

パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは、毎年6月の最終日曜日に米コロラド州のパイクスピーク(山)で開催される、伝統のヒルクライム・レース。1916年に第1回が開催され、2019年は97回目の開催。コース全長は20.0km、コーナーの数156、ゴールの標高は4302mで富士山より高い。2019年は78台がエントリーし、48台が完走した。

総合2位はタイムアタック1クラス(4輪)でポルシェ「911GT3カップ・ターボ」に乗るラファエル・アスティア選手で、タイムは9分23秒721。総合3位はパイクスピークオープン・クラス(4輪)にアキュラ「TLX GT」で参戦したピーター・カニンガム選手で、タイムは9分24秒433となっている。

2輪で最上位は総合7位、パイクスピーク・ヘビーウェイト1クラスでアプリリア「トゥオノV4 1100」にまたがるレニー・スケイスブロック選手で、記録は9分44秒963。日本人ドライバー/ライダーで最高位はパイクスピーク・ヘビーウェイト・クラス(2輪)にカワサキ「Z900RS」で参戦した井上哲悟選手。タイムは10分36秒884で、総合19位、クラス3位だった。

今回の決勝レースでは有力コンテンダーの死亡事故が発生している。エキシビション・パワースポーツ・クラス(2輪)に、ドゥカティ「ストリートファイターV4プロトタイプ」で参加していたカーリン・ダン選手が、フィニッシュライン手前でコースから転落、死亡した。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  2. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  3. 「エスティマ難民」のあなたに? トヨタ『シエナ』2026年モデル発表…11月の新型車記事ベスト5
  4. シトロエンのSUVクーペ『バサルト』、バーチャルコンセプトを実車化…サンパウロモーターショー2025
  5. かつての「ハイラックスサーフ」、トヨタ『4ランナー』に米2026年型…ハイブリッド中心に9グレード展開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る