青函トンネルで初の新幹線200km/h超走行を実施…最高260km/hまで試験 9月4日から

本来ならば2018年に行なわれるはずだった青函トンネル内の200km/h超走行試験に9月からようやく着手されることになった北海道新幹線。
本来ならば2018年に行なわれるはずだった青函トンネル内の200km/h超走行試験に9月からようやく着手されることになった北海道新幹線。全 1 枚写真をすべて見る

独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は7月11日、青函トンネル内における新幹線の200km/h超の走行試験を9月4日から実施すると発表した。

2016年3月に開業した北海道新幹線は、貨物列車と線路を共用する「青函共用走行区間」(新中小国信号場~木古内)のうち、青函トンネル内においては、高速走行時のすれ違いリスクを考慮して走行速度が140km/hに制限されていた。

しかし、2017年12月、国土交通省の「青函共用走行区間等高速化検討WG(ワーキンググループ)」において、2018年度末までに160km/h走行を、2020年度内に特定時期の一部時間帯で下り線における210km/h走行を目指す方針が取りまとめられ、2018年9月に実施された速度向上試験での安全性確認を経て、今年3月のダイヤ改正から160km/h走行を開始。東京~新函館北斗間が最速3時間58分で結ばれるようになった。

今回は高速化の第2段階となる210km/h走行を目指して、初めて200km/h超の速度向上試験に取り組むことになった。

この試験は2018年の速度向上試験で行なわれることになっていたが、同年9月に発生した北海道胆振東部地震の影響で見送られていた。

試験は10月21日まで実施され、最高260km/hまでの走行が予定されている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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