三菱ふそう エアロエース など、ガラスヒーター配線不具合で発煙のおそれ 7120台をリコール

三菱ふそうエアロエース
三菱ふそうエアロエース全 2 枚

三菱ふそうトラック・バスは7月11日、大型バス『エアロエース』などのフロントドアガラスヒーターに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、三菱ふそう『エアロエース』『エアロクィーン』、日産ディーゼル/UDトラックス『スペースアローA』『スペースウイングA』の4車種で、2007年9月4日から2019年2月20日までに製造された7120台。

不具合箇所は、オプション設定されているフロントドアガラスヒーターの配線。固定方法が不適切なため、ドア開閉時にアーム部(上側水平バー)の配線に局部的な曲げが生じるものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ドア開閉に伴って配線が繰り返し曲げられることで配線が断線し、発煙が生じるおそれがある。

改善措置として、全車両、フロントドアガラスヒーター配線の固定方法を対策仕様に変更する。また、配線を点検し、不具合発生部に断線が認められた場合は新品に交換する。

不具合は21件発生、事故は起きていない。なお今回の不具合は、2月26日に暫定措置のリコールを届け出ているが、暫定措置が恒久措置として十分な効力を持っていることが確認できたため、恒久措置への切り換えを行う。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る