RCカー・タミヤグランプリ、マツダ体育館で開催---マツダ3 新登場

マツダジュニアチャンピオンシップ参加者には、マツダ3のボディが進呈された。
マツダジュニアチャンピオンシップ参加者には、マツダ3のボディが進呈された。全 23 枚

タミヤが開催するRCカーレース、「タミヤグランプリ」の広島大会が13~14日、広島市のマツダ体育館で開催された。

世界中にファンがいるRCカー。タミヤグランプリはその頂点として、RCカーファン憧れの場所だ。その広島大会が、マツダ体育館で開催された。マツダ体育館では社内のスポーツ活動の場としてはもちろん、地域のイベントや、ブラスバンドの練習などでも利用されているという。

マツダの関係者はRCカーについて「操る悦びがあるのは実車同様ですが、自分で組み立てて、セッティングをして、走らせるという体験ができるという意味では、実車では体験できない、クルマづくりゼロから百までを体験できるものだといえます。様々なアフターパーツなども工夫することで、徹底的に遊びつくせるホビーなのです」と話す。

「RCカーは子供から大人まで、一緒に楽しめます。マツダのエンジニアにも、子供の頃にRCカーを組み立てた、趣味にしている、という者は少なくありません。自動車メーカーとしても、モビリティを身近に感じてもらうこと、モノづくりの喜びを一人でも多くの人に味わってほしい、という思いはタミヤさんと同じです。将来のエンジニア候補のみならず、ユーザー、ファンを増やす上でも大切なことです」

マツダ関係施設が会場に選ばれたわけだが、マツダの実車では『マツダ3』新型が登場から注目を集めている。実はそのRCカー版も発売が目前というタイミングでの開催となった。マツダコラボクラスが開催され、小中学生を対象にしたジュニアチャンピオンシップでは参加者にRCマツダ3のボディセットをプレゼントするといった特典も用意された。

会場にはマツダ3と『ロードスター』も展示された。初日にはマツダ3開発主査の別府耕太氏も駆けつけた。「実はバギータイプのRCカーを僕も作りました。今は、子供は小さいのですが、ああいうものであれば家族で一緒に時間を共有することもできる。久しぶりにRCカーをやってみたい。新しいRCカーのマツダ3のボディはよくできていますね。実車でもこだわったサイドの造形も精巧で、光の陰影は実車さながらですね」と話す。

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 昭和の子どもたちが憧れた「スーパーカー自転車」が50年ぶりに復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る