[取り付け方で音が変わる]パワーケーブル その2…バルクヘッドをどうやって通すか

パワーケーブルの一例(チェルノフケーブル)。
パワーケーブルの一例(チェルノフケーブル)。全 1 枚

もろもろとコツやセオリーが存在しているカーオーディオユニットの取り付け作業。そのコツ等々を1つ1つ解説しながらカーオーディオの奥深さに迫ろうとしている当コーナー。今回は前回に引き続き、「パワーケーブル」の引き回しに関するハウツーを紹介していく。

さて、前回パワーアンプやパワードサブウーファーを取り付ける際には“バッ直”という方法が実行されると解説した。今回からはこの“バッ直”が、どのような工程を踏んで行われるのかを説明していく。

最大の難関から解説していこう。最大の難関となるのはズバリ、「エンジンルームから車内に引き込む」工程だ。つまり、「バルクヘッドをどうやって通すか」がもっとも困難な箇所となるのだ。

とはいえ、案外にスムーズに作業を完了できる場合もある。バルクヘッドにはもともと穴が開けられている箇所があり、そのような部位にはゴムのカバーが装着されているのだが、それがメインバッテリーの近くにあり、かつそこがアクセルやブレーキペダルといった重要パーツのそばでなければ、そこを「パワーケーブル」の通り道として活用できる。ゴムのカバーに穴を開ければ比較的に簡単にケーブルを車室内に引き込める。

しかし、安全にそしてスムーズにケーブルを通せる位置にそのような箇所がなかったとしたら…。

その際には、安全に引き込めそうな場所に狙いを定め、鉄板に穴を開けるしか方法がない。穴はケーブルを通せるだけのサイズでいいのだが、それなりの工具も必要となるし、そこそこ大がかりな作業となる。

そして穴を開けケーブルを通した後には、その穴をゴムカバー等々で埋めるという作業も必須となる。そうしないとエンジンルームから雨水が入り込む。カーオーディオ・プロショップが“バッ直”を実行する際には、そのようなところにもケアを行き届かせる。

今回はここまでとさせていただく。次回も「パワーケーブル」の引き回しに関する解説を続行する。お楽しみに。

【連載】“取り付け方”で音が変わる? Part6 ケーブル編 その7「パワーケーブル ll」

《太田祥三》

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