メルセデスベンツ CLAシューティングブレーク 新型、最強の「AMG45」発表…2.0ターボは421馬力

量産4気筒エンジンとしては世界で最もパワフル

0~100km/hを4秒で駆け抜け最高速270km/hに到達

フロントにパナメリカーナグリルを装着

AMGダイナミックセレクト搭載

メルセデスAMG CLA45 S 4MATIC+ シューティングブレーク 新型
メルセデスAMG CLA45 S 4MATIC+ シューティングブレーク 新型全 18 枚

メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデスAMGは7月17日、新型『CLA45 4MATIC+ シューティングブレーク』(Mercedes-AMG CLA 45 4MATIC+ Shooting Brake)を欧州で発表した。

画像:メルセデスAMG CLA45 S 4MATIC+ シューティングブレーク 新型

量産4気筒エンジンとしては世界で最もパワフル

同車は、新型『CLAシューティングブレーク』の頂点に位置する高性能グレードだ。新開発の2.0リットルターボエンジンを搭載する。メルセデスAMGによると、量産車向けの4気筒エンジンとしては、世界で最もパワフルという。

新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、「M139型」と呼ばれる。排気量は1991cc。新設計のツインスクロールターボチャージャーは、低い回転域での最適なレスポンスと高回転域での高いパワー特性を兼ね備えている。

これに加えて、タービンハウジングを、並行に配された2つの流路に分割し、排気流を別々にタービンに供給することを可能にした。その結果、低いエンジン回転数でも高いトルクが得られ、非常に優れたレスポンスを実現しているという。

また、メルセデスAMG『GT』の4ドアクーペの4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジン同様、コンプレッサーとタービンのシャフトに、メルセデスAMGの4気筒ターボとして初めて、ローラーベアリング(ころ軸受)を採用した。ローラーベアリングは、ターボチャージャー内の機械的摩擦を最小限に抑える効果を発揮する。これにより、ターボチャージャーはよりスピーディなレスポンスを可能にし、より速く16万9000rpmの最高回転数に到達するという。

M139型では、ターボチャージャーはエンジンとフロントのバルクヘッドの中間にレイアウトされた。メルセデスAMGの「35」シリーズのM260型と比較すると、シリンダーヘッドの向きは180度異なる。メルセデスAMGによると、低いボンネットデザインに配慮したためという。

ターボチャージャーの冷却には、油と水に加えて、空気が使用される。エアディフレクターとして設計されたエンジンカバーとボンネットの下にあるダクトを介して、ラジエータグリルからの風がターボチャージャーに当たるようデザインされた。

0~100km/hを4秒で駆け抜け最高速270km/hに到達

これらの新技術の導入により、新型のM139型直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力387hp/6500rpm、最大トルク48.9kgm/4750~5000rpmを発生する。トランスミッションは8速デュアルクラッチの「AMGスピードシフトDCT 8G」、駆動方式は4WDの4MATICのAMGパフォーマンス仕様だ。0~100km/h加速4.1秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

さらなるパフォーマンスを求める顧客には、「S」バージョンが設定される。ターボのブースト圧は、1.9から2.1に引き上げられた。これにより、M139型直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力421hp/6750rpm、最大トルク51kgm/5000~5250rpmを獲得する。標準バージョンに対して、パワーは34hp、トルクは2.1kgmの上乗せとなる。0~100km/h加速は4.0秒、最高速は270km/h(AMGドライバーズパッケージ)の性能を備えている。

フロントにパナメリカーナグリルを装着

外観は、フロントにメルセデスAMGの「45」シリーズ専用の「AMGパナメリカーナグリル」を装着した。このグリルは1952年に行われた伝説的レース、「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」において、優勝を果たした「300SL」レーシングカーに由来するものだ。前後バンパーは専用デザインで、フロントリップスポイラーやAMGサイドスカートも装着される。

インテリアは、スポーツシートを装備した。ブラックの人工レザーの「ARTICO」と、マイクロファイバーの「DINAMICA」を組み合わせる。Sバージョンには、赤色のアクセントが各部に配される。

AMGダイナミックセレクト搭載

電子制御システムに関しては、「AMGダイナミックセレクト」を搭載する。「Slippery」、「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」、「インディビジュアル」、「レース」の6種類の走行モードを切り替えることにより、エンジンやトランスミッションのレスポンスなどが変化する。Slipperyモードは、滑りやすい路面状況に最適で、フラットなトルクカーブが特長。ギアチェンジはスムーズに、より早いシフトアップが行われる。コンフォートモードは、快適で燃費重視の運転モードだ。サスペンションとステアリングは、快適性を重視した設定となり、エンジンのスタート/ストップシステムも作動する。

スポーツとスポーツ+モードは、エンジンとトランスミッションが、スポーティな味付けに。エンジンサウンドも、刺激的な方向に変化する。エンジンのスタート/ストップシステムは非作動。スポーツ+モードでは、フル加速をサポートするモードだ。シフトダウン時には、レブマッチングが行われる。インディビジュアルモードは、ドライバーの好みに応じて、各セッティングを選択して保存できる。レースはサーキット走行向けのモードになる。

《森脇稔》

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