第89回FICCオートキャンプ世界大会が、今年の秋に、福島県天栄村の羽鳥湖高原で開催される。世界大会は世界中のキャンパーが国家、言語、民族の違いを超えて集い、開催国の文化や伝統に触れ、キャンパー同士および地元住民との交流と親睦を深める平和の祭典だ。
東日本大震災からの復興しつつある日本、そして福島県を世界中のキャンパーが訪れる機会として、この世界的なイベントがこのタイミングで日本で開催される意義は大きい。
加えて福島県の南部の、羽鳥湖をはじめとする森に囲まれたエリアは、農村として様々な特産品や温泉などがあり、アクセスも良く、キャンピングカーで訪れるのにはもってこいの場所である。天栄村にあるエンゼルフォレスト那須白河は、オートキャンプ場も備えつつ、ペットも入浴可能な温泉を備えるなど、ペットと一緒にクルマ旅を楽しむ人たちには人気のスポットだったりもする。
FICCオートキャンプ世界大会では東京キャンピングカーショー2019の会場にブースを設けて、参加を呼び掛けていた。9月28日から10月6日までの会期で開催される大会。会期は全9日間というとやや長いが、前半か後半、半分の期間で参加することができるハーフプランの募集も開始された。
FICCオートキャンプ世界大会はオートキャンプを通じた国際交流イベント。キャンピングカーファンの間ではすでに注目のイベントだ。クルマ旅を通して今の日本で海外からのゲストと共に過ごす。異文化交流ができる場として、キャンピングカー愛好家の間で、徐々に盛り上がりを見せている。