参院選、与党改選過半数は確保、投票率48.8%過去2番目の低さ[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

第25回参院選が投開票された。今回の参院選では6年半にわたる安倍政権への評価や、10月の消費税率10%引き上げの是非、さらに、年金問題、改憲などについて問われたが、開票速報では自民、公明両党が改選124議席の過半数の63を確保。

ただ、自公と憲法改正に前向きな日本維新の会の「改憲勢力」で、改憲発議に必要な参院の3分の2維持に必要な85議席を割り込んだ。また、全国で32ある改選数1の「1人区」は自民の22勝10敗だったという。

きょうの各紙は参院開票速報のため、特別態勢をとっており、配達の遅れや記事の重複。それに、スポーツ面、テレビ欄、天気予報を除く記事は休載が多く、選挙関連で埋め尽くされている。ページ数も読売、朝日、産経、日経は20ページ、毎日、東京は16ページと通常の紙面の半分程度となっている。

選挙で気になるのは投票率だが、全都道府県選挙管理委員会の確定投票率では、全国で48.8%。前回2016年参院選の54.7%を大きく下回り、過去2番目の低さとなり、根強い政治への不信が投票率の低さにも表れていた。

2019年7月22日付

●参院選・与党勝利改選過半数、一人区自民22勝10敗(読売・1面)

●投票率50%切る、推測値(読売・1面)

●内閣改造9月半ば(読売・1面)

●改憲勢力三分の二は届かず(朝日・16面)

●課題山積、迫る消費増税、景気は不透明「躊躇せず対策」(朝日・4面)

●日米貿易交渉が本格化、「大枠合意」へ車・農業焦点に(日経・7面)

●ニュース一言、いすゞ自動車・片山社長(日経・9面)

《福田俊之》

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