【アストンマーティン ヴァルハラ】ミッドエンジンハイパーカー第3弾、日本公開

アストンマーティン・ヴァルハラ
アストンマーティン・ヴァルハラ全 17 枚

アストンマーティンジャパンは7月22日、「The House of Aston Martin Aoyama」にて、新型ミッドシップハイブリッドハイパーカー『ヴァルハラ』のプロトタイプ(モックアップ)を日本初公開した。

ヴァルハラはミッドシップにエンジンを搭載するハイパーカーとして、『ヴァルキリー』「ヴァルキリーAMR Pro」に続く、第3のモデルとなる。

アストンマーティンラゴンダ社アジア太平洋地区、アジア本部長の寺嶋正一氏によると、「ヴァルハラはアストンマーティン・ヴァルキリー直系のモデルとして革新的なデザインを追及し、いくつかのアイディアやコンセプトをさらに進化させた。パフォーマンスも重要だが、このモデルでは効率とパッケージングにも重点を置いている」とのことだ。

ヴァルハラはV6ターボエンジンに電動モーターを組み合わせ、さらにスマートフォンとリンクするシステムを備えたことで、高出力かつ高効率なパワートレインを実現している。また、ヴァルキリーにはない「ネクセル」(Nexcel)というシステムが採用されており、エンジンオイルの交換をカートリッジで済ませることが可能だ。このシステムは時間短縮、低燃費、CO2削減などに効果があり、公道仕様車として搭載するのはヴァラハラが世界初となる。

アストンマーティン・ヴァルハラアストンマーティン・ヴァルハラ

パッケージングについて寺嶋氏は、「利便性と快適性を強調させるデザインコンセプトを採用した。前方へ開く『LMP1』スタイルのドアを備えることで、乗り降りが容易になっている」と述べた。利便性はコックピッドに顕著に表れており、ヴァルキリーよりもコックピットが広く設計されているため、シート後方からラゲッジにアクセスすることができる。

アストンマーティンは「まったく新しいハイパーカーを、誇りをもってマーケットに導入する」(寺嶋氏)とヴァルハラへ期待を込めており、2021年後半より500台限定で販売開始する方針だ。2020年公開予定の「007」シリーズ最新作への起用もすでに決定している。

アストンマーティン・ヴァルハラアストンマーティン・ヴァルハラ

《庄司憲正》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「アルファード」フォロワー続々! 北京モーターショーで見た「衝撃の高級ミニバン」10選
  2. ルノーが小型SUV『シンビオズ』発表…「E-TECHハイブリッド」搭載
  3. 初の電動化、6気筒エンジン復活など話題満載!ポルシェ『911』最新世代「6モデル」を一挙スクープ
  4. 世界最高峰の装甲性能、新型SUV『アーセナル』間もなく発表へ…ティザー
  5. ホンダ『レブル250』ベースの新型コンプリート車発売!…4月の二輪車記事まとめ
  6. 選ぶのはどっち?『単筒式 vs 複筒式』サスペンションの内部構造を比較する~カスタムHOW TO~
  7. 【マツダ MX-30 ロータリーEV 新型試乗】走行レンジは900km!他のモデルでは叶えられない「面白い選択肢」…河村康彦
  8. B-SUV市場で勝つための変身…シトロエン『C3エアクロス』[詳細画像]
  9. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  10. タミヤのフラッグシップ拠点、「プラモデルファクトリー」が移転 5月24日にリニューアル
ランキングをもっと見る