ダイムラー、売上高は2年ぶりに増加 2019年第2四半期決算

ダイムラーのドイツ本社
ダイムラーのドイツ本社全 3 枚

ダイムラー(Daimler)は7月24日、2019年第2四半期(4~6月)の決算を発表した。

同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の第2四半期の売上高は、427億ユーロ(約5兆1385億円)。前年同期の408億ユーロに対して5%増と、2年ぶりに増加した。

一方、第2四半期のEBIT(利払い・税引き前利益)は、16億ユーロ(約1925億円)の赤字。前年同期の26億4000万ユーロの黒字から、赤字に転じた。

赤字となった要因は、タカタ製エアバッグの不具合による欧州などでのリコール(回収・無償修理)に関して、新たな引当金としておよそ10億ユーロを計上したため。さらに、一部ディーゼル車の排ガス規制に関する費用が、およそ16億ユーロ増加した影響も受けた。

ダイムラー取締役会のオーラ・ケレニウス会長は、「第2四半期の業績は、42億ユーロの特別項目の影響を受けた。 2019年下半期は、業績とキャッシュフローを改善する。一貫して変革を継続していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る