フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は7月25日、2019年第2四半期(4~6月)の決算を発表した。
同社の発表によると、アウディやポルシェ、セアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、651億8500万ユーロ(約7兆8970億円)。前年同期の611億4900万ユーロに対して、6.6%の増加となった。
また、第2四半期の純利益は、39億6400万ユーロ(約4800億円)。前年同期の32億3000万ユーロに対して、23%の増益となっている。
2桁の増益となった要因のひとつは、前年同期に計上したディーゼル案件に関する一時費用が、今期はなくなったため。前年同期は、およそ16億ユーロをディーゼル案件の一時費用として計上していた。
フォルクスワーゲングループ取締役会のフランク・ウィッターCFO(最高財務責任者)は、「フォルクスワーゲングループの業績は非常に好調。2019年通期(1~12月)の業績見通しについても、確認している」と述べている。