ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は7月25日、2019年度4~6月期の決算を発表した。
同社の発表によると、売上高は50億7000万ポンド(約6855億円)。前年同期の52億2200万ポンドに対して、3%減と2年連続のマイナスとなった。
また、4~6月期の最終損益は、3億9500万ポンド(約534億円)の赤字。前年同期の2億6400万ポンドの赤字から、赤字幅が拡大している。
赤字が拡大した要因は、中国での販売不振や新燃費基準の「WLTP」認証の遅れ、英国のEU離脱に関する不透明な状況など。
ジャガー I-PACEジャガー・ランドローバーのラルフ・スペッツCEOは、「ジャガー・ランドローバーは大きな変革期にある。事業をさらに効率化し、製品ラインナップの新戦略で、厳しい市場環境に適応する。今年度の黒字化を目指す」と述べている。