2018年の暴走族のグループ数が前年より37グループ減って134グループになったことが警察庁がまとめた「2019年警察白書」で明らかになった。
共同危険型のグループ数は減少したものの、人員が23人マイナスの5028人と小幅な減少。このうち、グループ未加入者は145人増えて4011人と、全体の79.8%で、グループに入らないケースが増えている。女性は197人で、23人増えた。
集会・走行回数は23回増の2255回で、参加人数は311人増の1万6371人だった。
また、違法競争型の総人員は1258人で、89人増えた。集会・走行回数は7回減って205回、参加車両数は1468台減って1865台と、大幅に減った。
一方、2018年の暴走族の検挙人数は1721人減って7608人だった。このうち、道路交通法違反が7462人、道路運送車両法違反が146人。