VWの電動クーペSUV「ID.CROZZ」、これが市販モデルだ!

VW ID CROZZ 市販型 スクープ写真
VW ID CROZZ 市販型 スクープ写真全 15 枚

VWが開発している電動車ブランド「ID.」ファミリー第2弾となる『ID.CROZZ』(仮称)市販型プロトタイプを、スクープサイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。

VWはこの3年間で『ID.3』『ID.CROZZ』『ID.BUZZ』ら3台のコンセプトカーを発表している。第1弾として「ID.3」の市販型が9月のフランクフルトモーターショーで初公開される予定で、第2弾となるのがこのID.CROZZとなる。

2017年の上海モーターショーでプレビューされたID.CROZZコンセプトは、ID.3同様に「MEB」プラットフォームを採用し、『ティグアン』より大型で『ティグアン オールスペース』よりコンパクトなボディサイズの電気クロスオーバー・クーペSUVとなる。

捉えた市販型プロトタイプは、ID.3に似たヘッドライトとグリルを装備。コンセプトモデルでは極端なクーペルーフを持っていたが、市販型のリアウィンドウは実用性を重視、それほど傾斜されていないことも確認できる。Dピラーへ伸びる張り出したキャラクターラインや、再設計されたテールライトの一部も見てとれる。

パワートレインは、前後車軸に1基ずつ、合計2基の電気モーターを搭載、最高出力は300ps以上を発揮する。1回の充電で310マイル(500km)の航続を可能にし、150kWの急速充電器により30分で最大80%の充電を完了すると言われる。

今回捉えた車両は初期プロトタイプで、発売は最速でも2020年後半と予想される。すでに米国での発売も確定しており、生産はVWのEmden(エムデン)工場で行われる可能性が高い。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  5. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る