FCA世界販売、日本は8.5%増 2019年上半期

ジープ・グランドチェロキー
ジープ・グランドチェロキー全 3 枚

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は7月31日、2019年上半期(1~6月)の世界新車販売(出荷ベース)の結果を発表した。総販売台数は219万4000台。前年同期比は12.4%減だった。

市場別実績は、米国が109万6110台を販売し、前年同期比は2%減だった。ラムブランドが、前年同期比28%増の33万3168台と好調。主力の大型ピックアップトラックが、28%増の29万9480台と牽引する。

ジープブランドは、前年同期比8%減の45万6281台を販売した。『グランドチェロキー』が、13%増の12万3272台と伸びた。新型ピックアップトラックの『グラディエーター』は、7252台と良好な立ち上がりを示す。

欧州は上半期、54万0540台を販売し、前年同期比は9.5%減と、2年連続のマイナスだ。ブランド別では、アルファロメオが41.6%減の2万9336台と、後退した。ランチア(クライスラーを含む)は27.4%増の3万4782台と回復した。主力のフィアットブランドは、10.2%減の38万0570台と減少傾向にある。ジープブランドは、2%増の9万2125台とプラスを保った。

また、日本では上半期、ジープ、フィアット、アルファロメオの3ブランド合計で、1万0698台を販売した。前年同期に対して、8.5%増と前年実績を上回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  5. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る