リクナビ、就活生の内定辞退予測を企業に提供---本人同意が不充分[新聞ウォッチ]

リクナビ、就活生の内定辞退予測を企業に提供---本人同意が不充分[新聞ウォッチ]
リクナビ、就活生の内定辞退予測を企業に提供---本人同意が不充分[新聞ウォッチ]全 1 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

東京都心でも初の猛暑日となるなど、日本列島が猛烈な暑さに見舞われているが、保険料の二重徴収など数多くの不適切な事例が発覚したかんぽ生命。それに不正アクセスが相次いだスマホ向け決済「セブンペイ」を、わずか開始1か月後に撤退を発表することになったセブン&アイ・ホールディングスなどの経営陣らは、身震いするほどに青ざめていることだろう。

そんな中、就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアが、就活学生の「内定辞退率」を本人の十分な同意なしに予測し、38社に有償で提供していたという。きょうの日経が1面トップ、朝日も1面準トップで大きく報じている。

記事よると、問題になったサービスは「リクナビDMPフォロー」。それぞれの企業を志望した学生のリクナビの閲覧履歴などを収集。内定を得ながら辞退する可能性などを人工知能(AI)で分析していたそうだ。個人情報保護法では、個人情報の外部提供に本人の同意取得を義務付けており、「違反の恐れもある」と伝えている。

これまで大手企業の不正関連のニュースといえば、どちらかといえば日産自動車やスバルなどに代表される製造業に多くみられたが、最近は、かんぽ生命、セブンペイ、さらに、.JR東日本の広報誌捏造など“モノづくり”ではなく、金融やIT情報などの非製造分野に及んでおり、セキュリティーの強化や再発防止策にも苦渋の色が見えて取れる。

2019年8月2日付

●セブンペイ来月末廃止、不正アクセス、安全対策に時間(読売・1面)

●米0.25%利下げ、10年半ぶり景気減速「予防」(読売・1面)

●プロジェクトTOKYO2020、未来の車 選手運ぶ、自動運転普及へ一歩(読売・17面)

●新車販売4%増止まり、消費増税鈍い「駆け込み」(朝日・6面)

●マツダ、営業益78%減、4~6月期、米で苦戦、円高響く(朝日・6面)

●謎のEVベンチャー、環境×SUVテスラに迫る(朝日・7面)

●五輪交通規制テスト、中央道で最大26キロ渋滞、料金所付近開放レーン減影響(東京・6面)

●就活性情報、説明なく提供、リクナビ「辞退予測」38社に(日経・1面)

●曙ブレーキ再建案、地銀、債権放棄に反発(日経・7面)

●安全運転保険料安く、あいおいニッセイドラレコ活用(日経・7面)

●営業車リース、カーシェアで(日経・12面)

●EVモーター中国合弁、日本電産、広州汽車系と(日経・13面)

《福田俊之》

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