長距離ドライブでも行く価値がある温泉地、トップは「草津」 ホンダアクセス調べ

家族ドライブ
家族ドライブ全 14 枚

ホンダアクセスは、「家族での長距離ドライブに関する調査2019」を実施し、その調査結果を発表した。

調査は7月5日から8日の4日間、自家用車を運転することがある20~59歳の男女で、家族で長距離ドライブ(片道50km以上)をしたことがあるドライバー1000人(男性500人、女性500人)を対象にインターネットリサーチで実施し、有効サンプルを集計した。

家族で長距離ドライブをしたことがあるドライバーに、家庭にあるクルマのボディタイプを聞いたところ、1位「軽自動車」(39.6%)、2位「ミニバン」(35.2%)、3位「コンパクトカー」(23.2%)となった。次に、家庭にあるクルマの中で、長距離ドライブに使うボディタイプを聞いたところ、1位「ミニバン」(33.6%)、2位「軽自動車」(19.0%)、3位「コンパクトカー」(17.7%)となり、家族との長距離ドライブには、車内空間が広いミニバンが好まれているようだ。

これまでに、家族でのドライブで最も長く走った距離(片道)については、「300~400km未満」(17.5%)や「100~200km未満」(17.3%)、「200~300km未満」(16.7%)などに回答が集まり、平均は388km。家族でのドライブの最長距離は100km以上~400km未満という家庭が多数派のようだ。草津温泉草津温泉

長距離ドライブの際に、家族が車内でどのように過ごすことが多いか聞いたところ、1位「音楽を聞く」(80.5%)、2位「周りの風景の話をする」(49.0%)、3位「お菓子を食べる」(46.1%)、4位「目的地の話をする」(44.3%)、5位「家族の最近の出来事の話をする」(41.5%)。音楽を聞く人が多いほか、周りの風景や目的地のこと、最近の出来事などについて、家族で話をしながら過ごしている人が多いことがわかった。

長距離ドライブ中に高速道路利用で困ったことについては、1位「出口や分岐を間違えた」(29.8%)、2位「渋滞中にトイレに行きたくなった」(23.3%)、3位「SA・PAから距離があるところでトイレに行きたくなった」(20.5%)、4位「前が見えないほどの豪雨にあった」(17.0%)、5位「車内でケンカが起こり雰囲気が悪くなった」(13.7%)となった。富良野富良野

長距離ドライブに行く際に最もよく使っているクルマに付いている装備については、カーナビの装着率が89.4%、ETCは86.5%だった。ドライブレコーダーの装着率は34.9%で、居住地域別の最高は東海(43.3%)、最低は北陸・甲信越(27.5%)だった。そのほか、リア席モニターの装着率は16.5%、高音質スピーカーの装着率は22.1%だった。

カーナビの長距離ドライブにおける利点については、1位「ルート上の施設表示(コンビニやガソリンスタンドなど)」(56.0%)、2位「到着予想時刻の表示」(50.3%)、3位「施設検索(近くのレストランやお店など)」(39.3%)、4位「渋滞時の迂回ルート案内」(33.6%)、5位「複数ルートを検索(最速ルートやエコルートなど)」(27.6%)となった。

また、家族で長距離ドライブに行く際、ETC割引を利用しているかを聞いたところ、利用している割合は、「平日朝夕割引」が40.9%、「休日割引」は78.4%、「深夜割引」は39.4%となった。また、ETCマイレージサービスについては、51.3%が「利用している」と回答した。

長距離ドライブの予算については、日帰りの場合、「1万~1万5000円未満」(34.5%)や「5000~1万円未満」(30.2%)に回答が集まり、平均額は9799円。宿泊を伴う場合は、「1万~2万円未満」(24.6%)のほか、「5万~6万円未満」(17.4%)や「2万~3万円未満」(17.0%)に回答が集まり、平均額は2万9078円となった。

長距離ドライブの行き先について、家族で来る他県からのドライバーにおすすめしたいと思う自県の観光スポットを聞いたところ、北海道・東北では「富良野」や「松島」、関東では「東京ディズニーリゾート」や「箱根」、北陸・甲信越では「東尋坊」や「善光寺」、東海では「香嵐渓」や「伊勢神宮」、近畿では「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、中国・四国では「宮島(厳島)」、九州・沖縄では「太宰府天満宮」といった回答が挙げられた。また長い距離を運転してでも行く価値があると思う温泉地を聞いたところ、1位「草津温泉」(21.0%)、2位「箱根温泉」(19.6%)、3位「由布院温泉」(17.9%)、4位「別府温泉郷」(13.5%)、5位「下呂温泉」(12.3%)となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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