首都高の交通量が6割減、交通システムマネジメントで…東京オリンピック・パラリンピック対策

閉鎖された首都高都心環状線内回り神田橋入り口(7月26日)
閉鎖された首都高都心環状線内回り神田橋入り口(7月26日)全 3 枚

ヤフーは、カーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」のプローブ情報を活用して7月24日、26日に東京都内で実施された東京オリンピック・パラリンピック2020大会を見据えた交通システムマネジメント(TSM)の調査結果を公開した(8月5日)。

調査はTSMのコア日である7月24日と、平時のデータとしてその一週間前の7月17日のプローブ情報を比較した。この結果、首都高(上野線、晴海線、目黒線)は、7月17日のプローブ情報と比較して60%以上交通量が減った。規制対象エリアの高速道路(首都高含む)と一般道の全体では、2.2%減という結果となった。

大会組織委員会ではTSMで首都高30%減、一般道で10%減を目指しているが、スマートフォンアプリ「Yahoo!カーナビ」ユーザーのプローブ情報の結果では、前週比で約2%減にとどまった。

「Yahoo!カーナビ」ユーザー2240人に今回のテストに関する意識調査を実施したところ、約3人に1人が「今回のTSMについて、事前に知っていた」と回答した。事前に知っていたと回答した人のうち「事前に知っていたので当日は公共交通機関を利用した」人は17.2%、事前に知っていたと回答した人のうち35.7%の人は、今回のTSMに対してカーナビなどを利用し迂回ルートを検索した。

《レスポンス編集部》

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