ボッシュ(Bosch)は、ドイツで9月に開催されるフランクフルトモーターショー2019において、新開発の3Dディスプレイを初公開すると発表した。
この3Dディスプレイは、立体表示付きのインストルメントディスプレイ。ボッシュの新しい3Dディスプレイは、ドライバーと同乗者の双方から見ることのできる高い立体効果を、車両のコックピットに作り出すのが特長だ。
これにより、たとえば後退操作カメラなど、アシスタンスシステムの視覚化が改善する。またドライバーは、障害物や自動車までの距離など、関連情報の概要を、より明確に得ることができる。
ドライバー正面のメータークラスターを、フルデジタル化したデジタルコクピットの採用は、自動車業界のトレンドだ。ボッシュは3D化によって、デジタルコクピットの新たな方向性を提示する。