ダイムラー、トラックに固有の「ID」…料金決済などが行えるシステム開発

ダイムラーが開発した「Truck-ID」と「Truck Wallet」のイメージ
ダイムラーが開発した「Truck-ID」と「Truck Wallet」のイメージ全 3 枚
ダイムラー(Daimler)は8月8日、メルセデスベンツなどの大型トラックに固有の「ID」を持たせ、高速道路の料金決済などが行えるシステムを開発した、と発表した。

このシステムは、「Truck-ID」と「Truck Wallet」と呼ばれる。トラックはさまざまな分野のアプリケーションを自ら実行できるようになり、ドライバーは運転に集中できる。また、運送会社は、車両の管理を大幅に効率化できるという。

ダイムラーは、メルセデスベンツ『アクトロス』をはじめ、すべてのブランドの最新トラックに、データセンター接続モジュールを搭載している。このモジュールは、トラックのセンサー、カメラなどからデータを受信し、さまざまなシーンでこれを評価する。

さらに、すべての接続サービスとのインターフェースとして、トラックは外部と通信を行う。最新のスマートフォンのように、データセンター接続モジュールはBluetoothまたは4Gを介してインフラストラクチャと通信し、他の車両などとも通信できる。

ダイムラートラックは、協力パートナーとともに、Truck-IDとTruck Walletの開発を推進する。さらなるパイロットテストも計画中、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る