ブリヂストンは8月9日、2019年1~6月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。市場軟化によるタイヤ販売の伸び悩みなどで、減収減益となった。
売上高は前年同期比1.7%減の1兆7446億円。市場の軟化により、乗用車・小型トラック用タイヤが同1%減、トラック・バス用ラジアルタイヤも同3%減と、計画で見込んだほど販売量が伸びなかった。
営業利益は、石油系原材料価格の上昇や、オランダTom Tom社のデジタルフリートソリューション事業買収などの影響で、同20.6%減の1584億円と減益だった。経常利益は同19.1%減の1544億円。四半期利益は同11.8%減の1187億円だった。
通期業績見通しは、最新の外部環境や市場動向を踏まえ、下方修正。売上高3兆6200億円(前回予想比-700億円)、営業利益3750億円(同-350億円)、経常利益3550億円(同-450億円)、純利益2900億円(同-100億円)とした。