ポルシェ、電動車ならではの静粛性向上へ…Eモビリティに新たな品質管理プログラム

ポルシェ・タイカンの生産ライン
ポルシェ・タイカンの生産ライン全 1 枚

ポルシェ(Porsche)は、初のEVスポーツカー『タイカン』の2020年の発売に備えて、Eモビリティに新たな品質管理プログラムを導入すると発表した。

ここ数年、エレクトロモビリティの台頭により、車両の駆動システムの静粛性が高くなっている。ポルシェによると、Eモビリティ分野における品質要件は年々、厳しくなっているという。

品質管理を担当する従業員の感覚は、以前はエンジン音に対して研ぎ澄まされていた。しかし、電動車では、風切り音や走行騒音、空調付きシートの内蔵ファンの音が目立つようになってきている。品質管理を担当する従業員には、一定のレベルを維持しつつ、これらの電動車ならではの音を抑制する技量が求められる。

ポルシェは、新たな品質管理プログラムにおいて、エモーショナルな品質を重視する。エモーショナルな品質とは、車両における知覚、外観および音響に関連するものを意味する。

ポルシェは、品質管理プログラムやプロセスに対して、新しいテクノロジーを導入する。ポルシェは、新トレーニングプログラムの開発やプロセスの改変を行い、エレクトロモビリティの次のステップへ準備を進めていく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  2. なぜ? アルファロメオ『ミラノ』の車名を禁じられる…なら『ジュニア』だ!
  3. サスペンションの新常識! 1G締めがもたらす驚きの効果とは?~カスタムHOW TO~
  4. マツダの新型セダン、ティザー…間もなく中国で実車発表へ
  5. 三菱ふそうが苦肉の策、工場の従業員を“出稼ぎ”でバスの運転手に[新聞ウォッチ]
  6. トヨタ『4ランナー』新型にオフロード向け「TRDプロ」仕様を設定…ハイブリッド i-FORCE MAX 搭載
  7. シボレー コルベット の頂点「ZR1」、今夏発表へ
  8. アバルト『クラシケ1300 OT』、5台限定で生産へ…アルファロメオ 4C ベース
  9. EV版メルセデスベンツ『Cクラス』を激写! 室内には巨大なデジタルディスプレイが
  10. マセラティ グランカブリオ 新型のEV、「フォルゴーレ」の写真を公開
ランキングをもっと見る