ポルシェ、自動運転技術企業に戦略的投資…次世代センサー開発

ポルシェの先進運転支援システムのイメージ
ポルシェの先進運転支援システムのイメージ全 1 枚

ポルシェ(Porsche)は8月21日、自動運転技術を手がけるイスラエルのTriEye社に、戦略的投資を行うと発表した。

TriEye社は2017年に設立された。ナノフォトニクス、深層学習、半導体コンポーネントの開発の分野において、豊富な経験を持つテクノロジー企業だ。

同社が開発したのが、短波赤外線(SWIR)と呼ばれる次世代センサー技術だ。これは、ほこり、霧、雨などの視界が悪い気象条件でも、高いセンシング能力を備えており、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転機能を搭載した車両の安全性を高める。同社は独自の半導体設計により、現在の数分の1のコストでSWIR のHDカメラを製造できる特許出願中の技術を保有している。

ポルシェは、次世代の先進運転支援システムと自動運転機能への道を開くこのセンサー技術は、大きな可能性を秘めており、SWIRは重要な技術になる可能性がある、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る