国鉄色の581系と489系、どちらをJRの色にラッピング?…京都鉄道博物館が投票で「かつての色」を再現

クハネ581形は日本初の寝台電車として1967年に登場した581系特急形電車の先頭車で、JR時代は大阪~新潟間の急行『きたぐに』でおもに運用。ラッピングイメージとなる右の「シュプール&リゾート色」は、アコモ改良に伴ない1992年に登場したものだが、1997年にJR西日本の標準色に変わったので、見ることができたのは5年程度と短かった。
クハネ581形は日本初の寝台電車として1967年に登場した581系特急形電車の先頭車で、JR時代は大阪~新潟間の急行『きたぐに』でおもに運用。ラッピングイメージとなる右の「シュプール&リゾート色」は、アコモ改良に伴ない1992年に登場したものだが、1997年にJR西日本の標準色に変わったので、見ることができたのは5年程度と短かった。全 2 枚

京都鉄道博物館(京都市下京区)は、本館1階で展示している581系特急型電車(クハネ581-35)または489系特急型電車(クハ489-1)のいずれかを、投票により「かつての色」にラッピングする企画を実施する。

現在、クハネ581-35、クハ489-1ともに国鉄時代の塗色で展示されているが、このどちらかをJR時代のものにラッピング。デザインは前者の場合、「シュプール&リゾート色」と呼ばれる水色を基調としたもの、後者の場合、「白山色」と呼ばれるアイボリーを基調としたものとする。

どちらをラッピングするかは、京都鉄道博物館の館内または同館のウェブサイトで行なわれる投票によって決定される。

館内投票は9月1日から9月30日まで、ウェブ投票は9月2日10時から9月30日17時30分まで行なわれ、館内投票は1票10ポイント、ウェブ投票は1票1ポイントに換算してラッピング車両を決定する。

投票結果は10月1日14時に発表される予定で、ラッピング車両は10月14日から2020年1月31日まで公開。10月12・13日にはラッピング作業の公開も行なわれる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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